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高齢者水中運動講座プロジェクト


構成メンバー(支持微信提现的老虎机3年度報告書)

概要

地域高齢者と学生との交流の場をもち、水中運動を通して地域高齢者の健康意識の向上に繋げることを目的とした本学の高齢者水中運動プロジェクト(地域貢献チーム)は、1999年12月に発足し、駒ケ根市とこの周辺地域に生活する高齢者を対象に20年余にわたり継続している(参加登録者数は約90名/年)。
主な活動内容は「高齢者水中運動」「実習学生との交流会」「体力測定大会」である。
2020度に引き続き支持微信提现的老虎机による感染拡大の状況をみながら再開の検討を行ったが、「高齢者水中運動」「体力測定大会」の開催は断念せざるを得なかった。
しかし、年度後半、「実習学生との交流」であれば方法を工夫して行えるのではないかと検討を重ね開催することができた。
以下、その活動について報告する。

活動実績

実習学生との交流

この活動は、例年、本学の老年看護学分野の領域実習の学修目標の一つである「地域で暮らす高齢者への看護の理解」のために水中運動の開催に合わせて実習学生が参加し学修しているものである。やや感染状況が落ち着いてきた後学期に、参加登録をされている高齢者でご了承をくださった方々との交流する機会を水中運動とは別に設けて開催することができた。
具体的には、1回の交流会につき学生57名、高齢者3名と小規模の人数で構成し、後学期の実習期間中、5回の交流会を開催した。
前半の2回は感染予防に重点を置き、かつ高齢者のご承諾を頂いたうえで、大学と高齢者のご自宅をオンラインで繋ぎ、また後半の3回は感染予防対策を徹底し学内に会場を設営し高齢者と学生との対面にて行った。
オンラインを用いた交流会では、画面越しではあったが高齢者の実際の暮らしぶりが見てとれ、水中運動では見ることができない一面を伺い知ることができた。また、対面での交流会でも、趣味で作成したものや、日常生活での工夫の実際などもご紹介いただきつつ、今までの生い立ち、生きがいなどを伺い、さらに学生の夢や人生へのアドバイスなどもいただくなど和やかな時間を持つことができた。
学生のレポートからは、高齢者の健康探求行動は、自分の望むライフスタイルや生きがい、楽しみを長く続けていくために大切であり、加齢による機能低下や持病があったとしても「今をよりよく生きる」ための手段の一つとして捉えることができていた。さらに、それは第三者から強要されるものではなく、自らの健康行動をコントロールしその行動さえも「楽しみ」に置き換えることが健康行動を継続するための重要な要素であることが学びとして得られていた。また、参加して頂いた高齢者の方々は表情も振る舞いも生き生きとされており、逆に私たち自身の生活を見直す必要性や、若い今だからこそやるべきこと、誰に対しても笑顔で関わることの大切さなど、多くのことを人生の先輩の話から実感を持って得られたとの感想も聞かれた。
参加してくださった高齢者の方々からは、学生の皆さんからエネルギーをもらえた。また、私たちの生き方や今思うことを、これからの看護を担っていかれる若い方々に伝えることができてうれしかった。
このような状況ではあるが、できない中でも今できる事を探し、夢をもってチャレンジしていってほしいとの感想を頂いた。
今回の交流会では、参加人数や開催時間などに制限はあったが、参加して下さったお一人お一人の長い人生の経験から紡ぎだされた「その人らしさ」と健康に対する考え方をより深く理解することができ、学生がこれからの看護を考えていく上での貴重な機会となったと考えられる。
コロナ禍にもかかわらず、快く学生との交流会に参加して下さいました皆様には深く感謝を申し上げます。

今後の課題

喫緊の課題

本プロジェクトが新型コロナ感染症の影響によって休止を余儀なくされてから2年近くが経過し、再開を待ち望む声がある。
一方、参加登録をされている方々の体調やライフスタイルの変化などが生じている。また、水中運動講座の開催(実施)には運営スタッフの人数の確保が必要だが、大学側のプロジェクトメンバーも開催日に合わせた時間の確保が難しくなっている。
これらの変化と、感染対策を講じながら今後どのようにプロジェクトを運営していくかが難題となっている。

長期的な課題

コロナ禍の状況を脱した後、以前からの課題を検討していく必要が考えられる。
講座は地域貢献事業として展開し大学から地域への貢献に大きく寄与しているものの、学内行事の増加に伴い運営スタッフの日程の確保が難しくなっている。これとともに、運営の主軸となるスタッフの育成も課題となっている。この結果、事業データを既存資料として利用する研究の推進に遅れが出ている。
大学が展開する重要な地域貢献事業としての位置付けを学内に周知し他の業務とのバランスを配慮していく必要がある。
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